

共に汗をかく
/ 2018年度の採用活動に向けて、信濃毎日新聞社が運営する「長野県就活ナビ2018」の取材を受けました。 これまでは「いかにすれば私たちの仕事に興味を持ってもらえるか?」「どうすれば私たちの想いが伝わるか?」etc…。表現を工夫したり、切り口を変えてみたり、頭を悩ませながら言葉で表現をしてきました。 本日の取材。ライターさんからいつも通り質問を受けましたが…言葉が出てきません。 仕事に対する熱い想いはもちろんありますが、技や想いを表現する事に限界を感じ始めているのか?それとも、これまでに話し尽くしたのか? この頃になって若手職人が一生懸命に励む姿や彼らが発する言葉に「純粋さ」を感じます。 彼らのひたむきな姿を見ていると、自分の発している言葉が「きれいごと」のように感じます。自分も同じような道を歩いてきて、同じような思いで仕事と向き合ってきたはずなのに、いつからか「上から」仕事を見るようになっていたのかもしれません。 「技」を言葉で教えることはできません。 まして生きている「木」を言葉で表現することなんて不可能です。 木と向き合っていると、上手く


インターンシップ(就業体験)を終えて
先週1週間、大学生2名をインターンシップで受け入れていました。 1人は長野県の「信州産学官ひとづくりコンソーシアム」の紹介、もう一人は弊社独自プログラムへの応募者でした。 女性初の応募者。 メニューをいろいろ考えてみたものの、結局同じプログラムで行くことを決意。 できるかどうか不安でしたが、なんと、私たちよりも上手に割ることもあって、驚きました(^^) ※動画を見せられないのが残念ですが…。 実習中は作業と講義を半分づつ実施。 実習では主に「みかん割」(これが大変…) その他、簡単な加工を手伝って頂きました。 講義では木材の基礎知識から文化財建造物の保存修理の話に至るまで… 多分、眠くなったと思います。(苦笑) 日本に、そして木曽地方に古から伝わる技法をより多くの若者に知って頂きたい。 そして、将来をになう学生さんたちに学ぶ機会を提供したい。と思って始めた取り組み。 気が付くと、実は教えて頂いているのはこちらの方だったのですね。 実習中は主に私が指導に当たりますが、それ以外にもベテラン職人や若手職人が講師になります。特に若手職人は誰かに教える機会