

「比叡の光」(KBS京都制作)に出演させていただきました
先日ブログの中で紹介させていただいた取材の様子 11/28(日)に放送されました。 ◆動画配信はこちらから https://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/hiei/movie/?v=MjMw&key=hiei 木曽の天然サワラと延暦寺廻廊のつながり。 時代を超えて愛される至宝「木曽の天然サワラ」 弊社代表が語っております。 ご興味ある方は是非ご覧ください!


一流のアスリートであれ
誰よりも早く、誰よりも高く、決してあきらめず、頂点をめざして日々努力を重ねる「アスリート」 彼らを見ていると、私たちの仕事にも通じるところがありますね。 伝統技術とはいえ、毎日の仕事は大きな木材を転がし、それを手で割り、手で削る… 鍛えられた肉体と研ぎ澄まされた感覚を使いこなしながら、早く美しく、一枚の板を創り上げていく。 失敗を恐れず挑戦を続け、たとえ一番になったとしても奢らず、謙虚である。 現状に満足せず、さらなる高みを目指してさらに努力を重ねる。 「職人」と呼ばれる人たちは、アスリートだ。 動きに無駄がなく、その軽やかな仕事ぶりは見ていて飽きない。 感動すら覚えます。 さらに生み出される作品は芸術だ。 一流のアスリートでありアーティスト。 私たちの仕事に「勝ち」も「負け」もありませんが、 直向きに競技に立ち向かうアスリートの姿を見ながら、そんなことを考えていました。 ちなみに私は本年46歳になりますが、体型に変化はございません! (目の方は少々悪くなってきましたが…) 本格的な冬がやってきます。 オフシーズンの過ごし方が翌年の成績の明暗を分


繋いでいく
先日の取材の様子。 (放送日前につき、詳細については申し上げられませんが…^^;) 伝統技術や文化を継承するために何が必要か? そんな質問がありました。 重要文化財に代表される、誰でも知っているような建造物の修理に弊社の材料を使って頂けること。 もちろん光栄ですし、誇らしい事です。 ただ私の中には常に違和感というか引っ掛かりが多く、即答できません。 きっと答えを探しながら日々取り組んでいるのかもしれませんね…。 私たちの仕事は「ユネスコ無形文化遺産」にも登録され、世界的にもその意義を認められました。 もちろん国選定保存技術としても技術の継承は大きな課題です。 ”残すべくして残すのか?” 取材の日から、ずっーと悩んでいました。 ひとつ分かったこと。 私たちの仕事は文化財を支える仕事。 でもこれを進めるためには多くの方の支えがあってこそ。 「支える仕事を支える人たち」がたくさんいる。 山で木を伐り、ふもとまで運び、仕分けをし、必要としている所へ届ける。 こういった方々も含めて「選定保存技術」は成り立っている。 だから「みんなで」支え合いながら、未来に