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就業体験プログラムは修行体験??


家の前の花桃が見頃を迎えました。

今年は春の訪れが早いように感じますね。


さて、数年前から始めた「就業体験プログラム」

学生をはじめ、これまで多くの方々に参加いただきました。


我々の仕事に対する理解、さらには伝統技術や地域の文化に触れる機会を提供することで、技術の継承の一助になればとの思いから立ち上げたプログラムですが、コロナ禍で一旦休止しておりました。


今年に入り、感染状況も落ち着きを見せ始めたので再開。この3月、4月と学生を受け入れました。

二人とも、こういった伝統技術に興味のある方で、将来このような職人的な仕事に就きたい!との事。

大変ありがたいですね。


さて、このプログラム。何をするかというと…

実際の作業工程に入って頂きます。

そうです。割ってもらいます。


もちろん木材に関する基礎知識や加工の基本などは指導しながらですが、ガチにリアルな作業になります苦笑


もちろん経験などないですから、大きな丸太を転がすだけでも精一杯、さらに重たい槌を振り上げて割らなければなりません。




なにをどうすれば良いのか…?

なんて考える暇もないくらいハードな環境に身を置くことになります。


この仕事。理解するためには、先ずは木を割れないと話が出来ません。ある程度、手際よく割れるようになってから、ようやく技術的な話に入ります。さらにそこから派生する多く現象を体験していく事になります。


期間は3日から5日間。

一緒に仕事をしながら、出来るだけの事を伝えています。


こんな活動をもう10年ちかくやっているでしょうか。

こういった若い方々が興味をもって飛び込んできてくれる事。

非常に嬉しく思うとともに、感服いたします(すごい!)



また、多くの方々と触れ合う中で、新しい発見もあります。

自分たちが当たり前と思っていることが、実は違う風に見えていたりとか、時に鋭い質問なんかも来たりして、

非常に刺激的な時間です。


若手の職方にとっても良い勉強をさせてもらっています。

誰かに何かを伝える事。アウトプットの難しさは体験しないと分かりません。


春は出会いの季節。

今後もこのようなプログラムを通じて、多くの皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。


板へぎやこういった仕事に興味のある方。

ちょっと覗きに来てみませんか?

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