職人である前に先日、鵤工舎の小川三夫様とお会いする機会がありました。 西岡常一棟梁の唯一の内弟子としてご存の方も多いかと思います。 西岡棟梁のもとで修業を積み、昭和52年、独自の徒弟制度による「鵤工舎」を設立。以後、たくさんのお弟子さんを育てられ、平成19年に棟梁の座を引退し、現在は息子...
手考足思「手で考え足で思う」。大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸作家・河井寛次郎さんの 言葉だそうです。 鵤工舎を立ち上げた、小川三夫さんの「棟梁」という本を読んでいて出てきた言葉ですが、 大きな衝撃をうけました。 板をきれいに「へぐ」ためには、五感のすべてを研ぎ澄まさな...