
学びを生かす
こんな独特でマイナーな職場にも毎年何人かの若者が就活に訪れます。 本日も1名、会社見学に来てくれました。 彼は現在、通信制の高校に通いながら日中は仕事をしているそうです。 私達の仕事に必要な資格や免許はありません。もちろん学歴も。 学校でどんなに優秀な成績を修めても、木に向き合うときは皆一緒。つまりみんな初心者。 学校で木を上手く割る方法なんて教えてくれないし、ましてそれを教えられる先生がいたら 驚きます。 仕事を覚えるには長い時間がかかります。 学校へ行くよりも、早くからこの道に入ったほうが有利なことは確かです。 勉強なんかしたって将来何の役にも立たない。 「確かにその通り」のところもあると思います。 でも、学校で学ぶ意義もあるような気がしています。 例えば国語の長文読解 「この文章から主人公の気持ちを答えなさい」(そんなの本人にしかわからないよ!) でも、これはきっと、人の気持ちをどれだけ考えらるかを求められている。 思いやりの大切さを教えてくれるのだと思います。 数学や理科。私は大の苦手でしたが… これは物事を順序立てて考え、一つの答えを導