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共に汗をかく

/ 2018年度の採用活動に向けて、信濃毎日新聞社が運営する「長野県就活ナビ2018」の取材を受けました。

これまでは「いかにすれば私たちの仕事に興味を持ってもらえるか?」「どうすれば私たちの想いが伝わるか?」etc…。表現を工夫したり、切り口を変えてみたり、頭を悩ませながら言葉で表現をしてきました。

本日の取材。ライターさんからいつも通り質問を受けましたが…言葉が出てきません。

仕事に対する熱い想いはもちろんありますが、技や想いを表現する事に限界を感じ始めているのか?それとも、これまでに話し尽くしたのか?

この頃になって若手職人が一生懸命に励む姿や彼らが発する言葉に「純粋さ」を感じます。

彼らのひたむきな姿を見ていると、自分の発している言葉が「きれいごと」のように感じます。自分も同じような道を歩いてきて、同じような思いで仕事と向き合ってきたはずなのに、いつからか「上から」仕事を見るようになっていたのかもしれません。

「技」を言葉で教えることはできません。

まして生きている「木」を言葉で表現することなんて不可能です。

木と向き合っていると、上手くいかないことばかり。でもその先にきっと「何か」がある。

そう信じて各々が真剣に仕事に向き合っているんですね。それは自分も同じ。

それぞれ経験年数は違っても、その時にしか感じられない事、その時にしか見えない世界があるんだと思います。それを否定するのではなく、いかに吸収して共に考えられるか?

取材をうけている若手職人を見ながら、さらに強く「共に汗をかこう」

そう思いました。 ​

NEW! 職人インタビュー(佐治円創)

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