

求む。次代を担う職人。
弊社へ就職希望の方へ、8月に開催される 合同就職面接会への参加情報です。 【木曽地区就職面接会2017】 8月4日(木) 13:30~15:30(木曽合同庁舎) 主催:ハローワーク木曽福島 問合せ:木曽地区雇用対策推進協議会 ℡0264-23-2233 ※詳細はチラシ参照 【長野県就活ナビ2017 合同就職説明会】 ○伊那会場 8月8日(月) 12:00~16:00 いなっせ(伊那市生涯学習センター6階) ※詳細は「長野県就活ナビ2017」 両会場とも初参加です! 興味のある方、是非ご来場ください。 会場でお待ちしております!


板へぎ考
こけら板を製作する技法は、大きく分けて「関西遠州流」と「出雲流」の2つの流派があります。 以前は各地域に様々な手法があったようですが、現在はこの2つの技法が主流です。 我々の技法は「関西遠州流」と呼ばれるもので、大きな特徴として「足」で押えながら板をへいでいきます。一方、「出雲流」と呼ばれる技法は、あぐらをかいて「こじ台」と呼ばれる溝の部分に板を入れて「こじ」ながら板を製作していきます。 どちらの技法を用いても同じように板を製作できますが、我々の手法が最も得意とするのは「薄い板」の加工です。反面、厚くて硬い木には基本的には不向きです。こちらは「出雲流」の方が得意とする分野です。ただ、出雲流でも薄い板を我々と同じように製作できるのですから、すごいです。 屋根工事における材料仕様の基準は「現状回復」 サワラで葺かれていればサワラ、杉ならば杉。栗ならば栗。厚みや長さも基本的に従来通りの仕様となることが多いです。 現在「栗」の杮板を製作していますが、これまでは手を出せなかった樹種。 材の入手も困難でしたし、なにより技術的に難しい部分がありました。 「栗山


今しかできないことを
仕事を始めると時間に追われ、あっという間に時は過ぎていく。 「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」ことの方がはるかに多く、年を追うごとにその比重は高まってくる。 就職活動が最盛期。 もう決まっている方も多いのでしょうが、彼らを見ながら「ふと」思う。 そんなに焦らなくてもいいんじゃない? 仕事を決めるのは、一生で一番大切な時間。今のうち(在学中)に出来るだけ多くの物を見てもらいたいと思うし、自分と「とことん」向き合ってもらいたいと思う。 弊社ではインターシップや就業体験など、学生に向けたプログラムを立ち上げている。 他の企業の行っているものと大きく違うのが、採用が第一義的な目的ではないこと。 日本の伝統文化や伝統技術を知ってもらいたい。そして、木を扱う事の難しさ、楽しさを 知ってもらいたい。そんな単純な思い付きから始めたもの。 ここでの経験が今後の人生設計に役立ってもらえれば幸い。 もちろん、ここで働くことを選択してもらっても構わないし、他の分野へ向かう足掛かりにしてもらっても構わない。 企業経営者としてはNGかもしれません。費用をかけ