

伝統技術のこれから
昨日(11/10)テレビ大阪製作の『和風総本家』 スペシャル『巨大な日本を作る職人たち』で杮葺が紹介されました。 現在修理が行われている高良大社(福岡県久留米市)に使われいる「こけら板」の制作風景から、屋根工事の様子まで、私も良く知っている職人さんが出演されていました。当社...


秋は出会いの季節
秋になると山での伐採が本格化してきます。 それに伴い原木市場もにぎわいを見せはじめ、たくさんの木材が並び始めています。 当社が取り扱う樹種はサワラ、杉、クリ、ヒバ、ヒノキ… これだけの樹種を取りそろえるのも一苦労ですが、携わる保存修理工事が増えてくるにつれ...


人を残す
私たちの仕事の中で一番重要かつ高度な熟練を要するのが原材料の選別。 「目利き」と言われる仕事です。 各現場別に樹種は様々ですし、設計図書から必要数量や用途(使用箇所)等を勘案し、原材料の仕入れにあたります。 もちろん予算もありますから、その範囲内で仕入れを行わなければなりま...


共に汗をかく
/ 2018年度の採用活動に向けて、信濃毎日新聞社が運営する「長野県就活ナビ2018」の取材を受けました。 これまでは「いかにすれば私たちの仕事に興味を持ってもらえるか?」「どうすれば私たちの想いが伝わるか?」etc…。表現を工夫したり、切り口を変えてみたり、頭を悩ませなが...


インターンシップ(就業体験)を終えて
先週1週間、大学生2名をインターンシップで受け入れていました。 1人は長野県の「信州産学官ひとづくりコンソーシアム」の紹介、もう一人は弊社独自プログラムへの応募者でした。 女性初の応募者。 メニューをいろいろ考えてみたものの、結局同じプログラムで行くことを決意。...


「音」から感じる事
日本テレビ「音のソノリティ」という番組の取材を受けました。 この番組は日本各地の風景やその場所でしか聞くことのできない「世界でたった1つの音」に注目し、ナレーションは最小限、BGMも使わずに「音」を紹介する番組だそうです。...


働くこと=暮らすこと
人生の中で仕事をしている時間っていったいどれくらいあるのでしょうか? 多くの人は、20歳前後から働き始め、定年と言われる65歳まで、40年以上の歳月を仕事に費やします。最近では70歳前後まで働く方も多いので、実に人生の半分以上。...


求む。次代を担う職人。
弊社へ就職希望の方へ、8月に開催される 合同就職面接会への参加情報です。 【木曽地区就職面接会2017】 8月4日(木) 13:30~15:30(木曽合同庁舎) 主催:ハローワーク木曽福島 問合せ:木曽地区雇用対策推進協議会 ℡0264-23-2233 ※詳細はチラシ参照...


板へぎ考
こけら板を製作する技法は、大きく分けて「関西遠州流」と「出雲流」の2つの流派があります。 以前は各地域に様々な手法があったようですが、現在はこの2つの技法が主流です。 我々の技法は「関西遠州流」と呼ばれるもので、大きな特徴として「足」で押えながら板をへいでいきます。一方、「...


今しかできないことを
仕事を始めると時間に追われ、あっという間に時は過ぎていく。 「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」ことの方がはるかに多く、年を追うごとにその比重は高まってくる。 就職活動が最盛期。 もう決まっている方も多いのでしょうが、彼らを見ながら「ふと」思う。...

































