

製作現場から思うこと
比叡山延暦寺(根本中堂と廻廊) 現在修復が行われている延暦寺の根本中堂。瓦棒銅板葺と呼ばれる施工方法で葺かれていますが、当初は栩葺と呼ばれる厚板で葺かれていたという記録が残っています。 今回工事では原材料確保などの観点から、当初材への復原は見送られ、廻廊のみ栩葺となりました...


次の60年へ向けて
比叡山延暦寺(滋賀県大津市)では 国宝の根本中堂と重要文化財の廻廊の大改修が平成28年度から行われています。 60年ぶりの大改修になりますが、工事には多くの職人さんが携わっています。 弊社では、廻廊屋根の栩葺(とちぶき)に使用される屋根材の製作を担当しています。...