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学びを生かす

  • 執筆者の写真: info55151
    info55151
  • 2018年2月21日
  • 読了時間: 2分

こんな独特でマイナーな職場にも毎年何人かの若者が就活に訪れます。

本日も1名、会社見学に来てくれました。

彼は現在、通信制の高校に通いながら日中は仕事をしているそうです。

私達の仕事に必要な資格や免許はありません。もちろん学歴も。

学校でどんなに優秀な成績を修めても、木に向き合うときは皆一緒。つまりみんな初心者。

学校で木を上手く割る方法なんて教えてくれないし、ましてそれを教えられる先生がいたら

驚きます。

仕事を覚えるには長い時間がかかります。

学校へ行くよりも、早くからこの道に入ったほうが有利なことは確かです。

勉強なんかしたって将来何の役にも立たない。

「確かにその通り」のところもあると思います。

でも、学校で学ぶ意義もあるような気がしています。

例えば国語の長文読解

「この文章から主人公の気持ちを答えなさい」(そんなの本人にしかわからないよ!)

でも、これはきっと、人の気持ちをどれだけ考えらるかを求められている。

思いやりの大切さを教えてくれるのだと思います。

数学や理科。私は大の苦手でしたが…

これは物事を順序立てて考え、一つの答えを導き出す訓練だと思う。

このような思考は、誰かに説明をするときに分かりやすく伝えるための道具になります。

社会。歴史や地理は自分の生まれた国や地域がどのように成り立ち、そして人々が

どうやって生きてきたかを知る術。

私達がここにいるのは、先人たちがこの国や地域を築いてきてくれたおかげ。

これを知ることは、私たちの進むべき方向がどこなのか?それを模索していくための貴重な資料となる。

そう考えると、学校での勉強も大切なエッセンスが含まれているように感じます。

本日も素敵な出会いに感謝します。

 
 
 

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