日本遺産 (Japan Heritage)に認定
文化庁が4月25日発表した「日本遺産」に私の住む、この木曽地域が認定されました。大変嬉しいニュースです。
「木曽路はすべて山の中 ~山を守り 山に生きる」というストーリーの下、この地域に息づく産業や伝統文化、食品など、その構成は多岐にわたっています。(右図)
わが村の「阿寺渓谷」や「定勝寺」「白山神社」なども構成文化財に入っていて、身近なところにある風景や建物が将来に引き継ぐべき大切なものとして国の認定を受けた事は、私たちにとっても意義深いものになります。同時に、この豊かな自然や文化をしっかりと守っていく責任も大きくなっていくでしょう。
私も文化財に携わる仕事をする者として、森林資源や伝統技術の重要性を微力ながら発信しております。木曽の森林資源は世界的に見ても「宝物」です。
とはいえ、私もまだまだ知らない事が多いです。これを機会にもっと勉強しなければ…。
今後は、単に文化財や伝統文化というキーワードだけではなく、「木曽」というエリアで捉えた発想が大切なのかもしれないですね。