須佐男神社 手水舎
須佐男神社 手水舎(こけら葺:長野県木曽郡大桑村野尻) (2007年5月17日の記事を改めて掲載しています) 弊社のすぐ近くにある、神社の手水舎です。本殿は300年以上前に建立されているのですが、今回、拝殿の解体工事と一緒に手水舎も建てなおしました。 以前は瓦葺だったのを、棟梁にお願いして「こけら葺き」にさせていただきました。 現在、コストの面から檜皮葺やこけら葺きの物件は重要文化財と一部の茶席にのこされているのみですが、技術の伝承とそれに対する理解の高揚のため、このような一般の建物に少しでも使用していただけたら、我々の仕事も後世に伝えていくことができると思います。 何よりも地元でこのような仕事をさせていただいた事、本当に嬉しく思っています。 総代さんをはじめとする関係者の皆様のご好意に深く感謝しています。